2006年 10月 23日
タフでなければ生きていけないーブラジルはボるか?ー
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東南アジアはヤバイ
イミグレを通過しバゲッジを回収し、”大衆”のいるコンコースに一歩出たとたん前後左右に目を配らなければないない。ココロのなかでアンチビールスソフトを起動させる必要がある。
空港から町へ行くTAXI、いきなりヤバイ、いくら吹っかけてくるかわからない。
旅行者のためのTAXIのチケット販売所のようなところでも、値段表などない。
行き先をいうと「イクライクラ」というだけ。はたしてそれが決まった値段なのかすらわからない。
降りるとき、高速代だバゲッジ代だとゴタゴタのネタは無数にある。
町の屋台でマンゴを買ったとする。20円。屋台のおばさんにカットを頼む。
支払う段になって 30円!なぜってカットしたからー
TAXIよりずっとボロイ バイクTAXI、や三輪TAXIにのると、観光客と見るやTAXIより高く吹っかけてる。
夕方、アジアでは町に屋台がでる。これがおいしい。旅の間ずっと屋台で食べることになる。
アジアではレストランより屋台のほうがおいしいのである。
ここでまたヤられる。
ワキで食べている現地の連中より高くととられるだろうと予想して食べている。
「ウキウキしまくっている日本のオンナ二人組み」はカモネギ状態で大歓迎
だ。
日が暮れてくる
”バトンルージュとパフューム”の世界が始まる時間だ。
これからがボリ、ブッタクリ、フッカケ大会のオリンピックとなってくる。
男の欲望がからむ世界だから、全世界共通, ヤツラにとっては一番つけ込みやすいパートなのだ。
食いモノやタクシーのボリ、ブッタクリとはケタが違うハードパンチの世界だ。
この分野では 「気が小さくて、大好き」 な日本のオトコは泣いて頼んでも来てほしい
オイシイ客ランキングのトップは間違いないだろう。
では田舎にいったら? 素朴なのでは? ーそれは昔の話。
アジアのたいていの田舎には欧州の連中が必ず
入り込んでいる。アリのようにどこにでもいる。
だから田舎だからと素朴さと親切を期待して行っても
キビシイ現実にシラケル可能性が高い。
オレの見立てでは大都市ではバンコク、マニラがボリ分野の2大巨頭。
香港、台湾あたりがこれにつづいている。
赤丸つき急上昇中が上海とサイゴン。
それでもオレが、アジアに精神的に深くエンゲージしているのは
この 「セコさ」 と 「インチキくささ」 が一種の文化になっていて面白いことも
ある。
東南アジアは好き嫌いが分かれるだろう。
でも東南アジアほど「一人旅」がキマルところは少ないにちがいない。
ブラジルー
確かにイメージ的にはヤバそうな響きだ。メキシコもヤバそう。メキシコはたしかにヤバかった。
空港でわかる。
しかしー不思議だがブラジルは 「ボらない国」 なのだ。
オレの考えでは世界の ”観光客相手2大ボりブッタクリ分野” は
「乗り物」 と 「口紅と香水」 の世界なのだが、この2大分野でブラジルで
ボられることはほとんど無い。
もちろんゼロではないが、とても少ない。マレである。
今までのオレの経験でTAXIで値段がおかしいと思ったのは一回だけだ。
むしろ道に迷ったからと勝手に安くしてくれたり、オツリがないからとマケてくれた
ことが何度かある。
アジアでこういう ”いい経験’はTAXIではゼロである、ボられはモチロン何度もあるがー
ブラジルの「口紅と香水」の世界はどうか。
オレはこの世界はほとんど知らないのだがー
で、詳しいダチにきいてみると リオでもサンパウロでもボられたことはないという。
高い安いはあるがそれは店の値段であり「足元を見てボる」のとはまったく違うらしい。
リオのコパカバーナに直角に接続する道にがある。
リオの大通り、派手なネオンサイン、黒服のドアマン、
夜来る観光客はそれをバスかTAXIからみながらコパにはいる。
そこに具体的にどのようなものが待っているかわからなくても、
「口紅と香水」関係であることは余程の田舎者でない限り気づくだろう。
で、瞬間的に「ヤバソー」と思うだろう。
普通の観光客の心理はこうだ。
ウオッ、派手ェ→ これがリオデジャネイロかぁ→行ってみたい → でもタカソー、ヤバソー → ブッタくられるかもしれない→ いやヤラレルに違いない →身ぐるみはがれるかも →
おとなしくホテルで寝る
この感覚は持っていなければならない。決して間違いではない。一般的にこの判断は
正しいと言わざるを得ない。
だがーブラジルではーボられない。リオのようなWORLD CLASSの観光都市なのにー
ダチによるとサンパウロでもおなじで、彼はガンガンどこでもイキナリ入っていくらしい。
何故だろう、ブラジルはなぜ、この2大ボリ世界でボらないのかー
ーよくわからないー
欧州の文化か,観光行政か、ブラジル人がセコくないのか、 なんなのかーーー
今年の初めにリオからローマに行った。リオのガレオン空港まではTAXIも通関も
プロセスはすべてスムーズだった。
ローマに着いた。
照明や内装はモダンでセンスがよく 欧州の空港!である。
しかしスレているオレは直感した。
おなじ欧州の空港でもスキーポールやのフランクフルトマインとは何かが違う。
説明できないチガイだ。
”ヤバイ”
即アンチビールスソフト起動ー
空港を一歩出ると、身なりのいいオトコがよってきた。
「TAXIですかーどこまででしょうかー」
そして
「荷物が多いですね。あのVANでどうぞ」
ー普通のTAXIでいいー
「イヤ、値段はフツーのTAXIとまったく同じでございます」
モチロン値段は倍以上だ。
空港でやたらに感じのイイヤツは全員ヤバイと考えるのが旅の原則なのだ。
たとえば妙に感じのいい空港の両替所はレートが悪い。
オレはローマ空港のネクタイ姿の感じのイイー「TAXI親父」を無視して、
長蛇の列の乗り場からフツーのTAXIに乗り市内に向かっていた。
オレはハッキリと感じていた。
「ブラジルはイイ、ローマはヤバイ」
ーーーブラジルはいろいろ問題がある。 でもツーリストからボらないーーー
イミグレを通過しバゲッジを回収し、”大衆”のいるコンコースに一歩出たとたん前後左右に目を配らなければないない。ココロのなかでアンチビールスソフトを起動させる必要がある。
空港から町へ行くTAXI、いきなりヤバイ、いくら吹っかけてくるかわからない。
旅行者のためのTAXIのチケット販売所のようなところでも、値段表などない。
行き先をいうと「イクライクラ」というだけ。はたしてそれが決まった値段なのかすらわからない。
降りるとき、高速代だバゲッジ代だとゴタゴタのネタは無数にある。
町の屋台でマンゴを買ったとする。20円。屋台のおばさんにカットを頼む。
支払う段になって 30円!なぜってカットしたからー
TAXIよりずっとボロイ バイクTAXI、や三輪TAXIにのると、観光客と見るやTAXIより高く吹っかけてる。
夕方、アジアでは町に屋台がでる。これがおいしい。旅の間ずっと屋台で食べることになる。
アジアではレストランより屋台のほうがおいしいのである。
ここでまたヤられる。
ワキで食べている現地の連中より高くととられるだろうと予想して食べている。
「ウキウキしまくっている日本のオンナ二人組み」はカモネギ状態で大歓迎
だ。
日が暮れてくる
”バトンルージュとパフューム”の世界が始まる時間だ。
これからがボリ、ブッタクリ、フッカケ大会のオリンピックとなってくる。
男の欲望がからむ世界だから、全世界共通, ヤツラにとっては一番つけ込みやすいパートなのだ。
食いモノやタクシーのボリ、ブッタクリとはケタが違うハードパンチの世界だ。
この分野では 「気が小さくて、大好き」 な日本のオトコは泣いて頼んでも来てほしい
オイシイ客ランキングのトップは間違いないだろう。
では田舎にいったら? 素朴なのでは? ーそれは昔の話。
アジアのたいていの田舎には欧州の連中が必ず
入り込んでいる。アリのようにどこにでもいる。
だから田舎だからと素朴さと親切を期待して行っても
キビシイ現実にシラケル可能性が高い。
オレの見立てでは大都市ではバンコク、マニラがボリ分野の2大巨頭。
香港、台湾あたりがこれにつづいている。
赤丸つき急上昇中が上海とサイゴン。
それでもオレが、アジアに精神的に深くエンゲージしているのは
この 「セコさ」 と 「インチキくささ」 が一種の文化になっていて面白いことも
ある。
東南アジアは好き嫌いが分かれるだろう。
でも東南アジアほど「一人旅」がキマルところは少ないにちがいない。
ブラジルー
確かにイメージ的にはヤバそうな響きだ。メキシコもヤバそう。メキシコはたしかにヤバかった。
空港でわかる。
しかしー不思議だがブラジルは 「ボらない国」 なのだ。
オレの考えでは世界の ”観光客相手2大ボりブッタクリ分野” は
「乗り物」 と 「口紅と香水」 の世界なのだが、この2大分野でブラジルで
ボられることはほとんど無い。
もちろんゼロではないが、とても少ない。マレである。
今までのオレの経験でTAXIで値段がおかしいと思ったのは一回だけだ。
むしろ道に迷ったからと勝手に安くしてくれたり、オツリがないからとマケてくれた
ことが何度かある。
アジアでこういう ”いい経験’はTAXIではゼロである、ボられはモチロン何度もあるがー
ブラジルの「口紅と香水」の世界はどうか。
オレはこの世界はほとんど知らないのだがー
で、詳しいダチにきいてみると リオでもサンパウロでもボられたことはないという。
高い安いはあるがそれは店の値段であり「足元を見てボる」のとはまったく違うらしい。
リオのコパカバーナに直角に接続する道にがある。
リオの大通り、派手なネオンサイン、黒服のドアマン、
夜来る観光客はそれをバスかTAXIからみながらコパにはいる。
そこに具体的にどのようなものが待っているかわからなくても、
「口紅と香水」関係であることは余程の田舎者でない限り気づくだろう。
で、瞬間的に「ヤバソー」と思うだろう。
普通の観光客の心理はこうだ。
ウオッ、派手ェ→ これがリオデジャネイロかぁ→行ってみたい → でもタカソー、ヤバソー → ブッタくられるかもしれない→ いやヤラレルに違いない →身ぐるみはがれるかも →
おとなしくホテルで寝る
この感覚は持っていなければならない。決して間違いではない。一般的にこの判断は
正しいと言わざるを得ない。
だがーブラジルではーボられない。リオのようなWORLD CLASSの観光都市なのにー
ダチによるとサンパウロでもおなじで、彼はガンガンどこでもイキナリ入っていくらしい。
何故だろう、ブラジルはなぜ、この2大ボリ世界でボらないのかー
ーよくわからないー
欧州の文化か,観光行政か、ブラジル人がセコくないのか、 なんなのかーーー
今年の初めにリオからローマに行った。リオのガレオン空港まではTAXIも通関も
プロセスはすべてスムーズだった。
ローマに着いた。
照明や内装はモダンでセンスがよく 欧州の空港!である。
しかしスレているオレは直感した。
おなじ欧州の空港でもスキーポールやのフランクフルトマインとは何かが違う。
説明できないチガイだ。
”ヤバイ”
即アンチビールスソフト起動ー
空港を一歩出ると、身なりのいいオトコがよってきた。
「TAXIですかーどこまででしょうかー」
そして
「荷物が多いですね。あのVANでどうぞ」
ー普通のTAXIでいいー
「イヤ、値段はフツーのTAXIとまったく同じでございます」
モチロン値段は倍以上だ。
空港でやたらに感じのイイヤツは全員ヤバイと考えるのが旅の原則なのだ。
たとえば妙に感じのいい空港の両替所はレートが悪い。
オレはローマ空港のネクタイ姿の感じのイイー「TAXI親父」を無視して、
長蛇の列の乗り場からフツーのTAXIに乗り市内に向かっていた。
オレはハッキリと感じていた。
「ブラジルはイイ、ローマはヤバイ」
ーーーブラジルはいろいろ問題がある。 でもツーリストからボらないーーー
by theamazontouch
| 2006-10-23 06:40