2017年 07月 04日
タフでなければ生きていけない
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ー TOKYO生活 ー
になったことだ 住民票も戻しいまは税金も払っている
南米の大国の中央高原のど真ん中の片田舎の町を本拠地とし、そこに小さな事務所を構え二十数年暮らした
「タフでなければ生きていけない」南米でオレはその文化に翻弄され、悩まされ、怒り 吠え 泣き わめきちらしながらハァハァいいながら生きてきた なんとか二十数年のあいだ、南米大陸というリングには立ちつづけた
南米大陸 VS オレ の戦いは一時TKO寸前まで押し込まれたがギリギリスプリット・デシジョンで次回の戦いの
余韻を残し敗北というところかー まぁそれはそれでいい
それが様々なファクターでTOKYOへリターンし本拠地として暮らし始めた
TOKYOー質のいいモノに恵まれ、オレがかろうじて今でもっているはずの常識が通じ、タフでなくとも生きていくのが難しくないはずのTOKYO 生まれ育った街 何もかも知っているつもりだったTOKYO 夜中でも一人であるくことができ、人前で財布を開いても心配なく お釣りをごまかされることもない
みな列を守り 、店の対応は丁寧で 、役所は親切、警察に揺すられることもなく 、税務署に脅され賄賂を払うことももないTOKYO クレームを付けると即座に交換か返金が行われ、電車も飛行機もこの上なく正確で 秋と冬がありファッションが多彩なTOUKYO
それが20数年ぶりにTOKYOにどっぷりと暮らしてみると細かいジャブが飛んでてオレのメンタルを苛立たせ
左右に細かく振り回すのだ コンビニのレジでいちいち聞かれる ”タバコは別のフクロにしますか?”
”ケーキをテープでお留します” ”あなは20才以上ですか タッチしてください” そして 規則を守ることが趣味でそれを楽しむ国民性 不倫を異常に攻撃する社会 オレが知っていたTOKYOとは違う細かくて見えないルールと同調圧力
喫煙はほとんど社会の敵となりつつあり、野良猫がいなくなったTOKYO 使ってはいけない言葉の数々ー
オレは南米大陸に再び本拠地にする気はない かといってTOKYOの一見弱々しい、しかし確実にオレのボディーにヒットする細かいパンチの中で暮らすのもシャラクサイ 地球はオレにただの「球形の荒野」になっていたのかもしれないー それならまぁTOKYOと南米の大国の間を行きつ戻りつしながら地球のアチコチに顔をだしながらオレにとって”約束の地”はどこかにあるのかー 探してみるのもいい そう考えている
by theamazontouch
| 2017-07-04 01:13
| Life